子ども達の成長は個々で違います。成長が早い子、ゆっくりな子、早生まれの子など学年で線引きは難しいと考えています。特に成長が早い子は、同学年のカテゴリでやっていると体格に頼って細かい技術や戦術がおろそかになってしまいがちです。年齢による体格の違いは成長と共になくなりますし、そもそも世界で見たら日本人は劣勢です。
そのため、成長が早い子は上のカテゴリで高いレベルで「もまれるべき」と考えています。当クラブでは、JFAのガイドラインに沿って学年での区分けとなっていますが、実際にはその子の成長やレベルに合わせて柔軟に対応しています。
◆◆スクール◆◆
誰もが楽しくサッカーに取り組めるコースです。「協調性を養いたい」「体を丈夫にしたい」という人、他チームに所属していたり他の習い事で忙しいけれど「サッカーをするのが好きだ」という人たちにぴったりです。
◎エンジョイコース・ホリデーコース
サッカーの本質「ボールを奪い、ゴールをする」ことを学び、サッカーをする楽しみを知ってもらえるように指導していきます。また、鬼ごっこやボール遊びを通して運動神経を刺激し発達させます。サッカーに対する好奇心を育て、身のこなしやボール扱いを習得していきます。子どもたちの行動を見守り、自由な発想を認めて褒めて伸ばしていくことを大切にしています。とにかく、サッカーを好きになってもらうのが目的です。
◎テクニックコース
ボールを扱ったトレーニングを中心としてボール感覚を養い「基本技術の習得」を目指していきます。この年代で基本技術を習得することは長いサッカー人生の中で非常に重要なファクターです。
長らく日本サッカーは決定力不足と言われて続けていますが、その大きな要因は技術力不足と私たちは考えます。プレッシャーのないエリアでの日本人のトラップやパスは決して下手ではないと思いますが、ゴール前という最も強いプレッシャーを受けるエリアに入った途端、トラップミス、パスミス、シュートミスを連発します。これは、どんな態勢でも、どんなスピードでも、正確にプレーできる技術がないからです。技術がないから精神的にも落ち着かない、焦る、判断を誤るのです。これを改善するためには練習しかありません。特に、まだ新品のスポンジのような幼少期に徹底的に基礎を学ぶことが有効です。
高学年になるとグループ戦術やチーム戦術に入っていくので基礎に時間をさけません。逆に言うと、高学年で基礎ができていないとグループ戦術やチーム戦術の練習についていけないばかりか、チームの足を引っ張ってしまい全体の練習の質を下げてしまうことにもなりかねません。
基礎練習は、地味であまり楽しくないものが多いです。当スクールでも、つまらないものをいかに飽きさせないようにやるか、いつも試行錯誤しています。
楽しくミニゲーム中心のメニューにした方が子供たちは楽しいだろうし、楽しそうな様子を見て保護者の
皆さまも満足するのかもしれませんが、当スクールでは「子供の成長のために今何をすべきか」を考えて
行っていますのでご理解いただければ幸いです。
更に付け加えると、基礎の習得と言っても、型を押し付けるつもりはありません。変な蹴り方でも狙ったところに蹴れるのであれば基礎はできていると考えます。
また 、この年代では「友達をつくる」「ルールを守る」「自分がされてイヤなことはしない」などサッカー選手としての前に、人としてのマナーを学んでいく場でもあります。そういったところも合わせて指導していきます。
◎プレジュニアU-8
ここまでのスクールで習得した個人技術をより試合で使えるように、試合のシチュエーションを意識しながらトレーニングしていきます。KTPジュニアサッカーリーグU-9へ参加し、試合を経験しながら、グループで行うサッカーについても少しずつ考えていきます。
★サッカーはチームスポーツです。
個でできることは限られています。チームだからできること、チームだから得られることがたくさんあります。個のベースができたら、是非ともジュニアチームへステップアップして、スクールでは得られない貴重な経験をして欲しいと思います。
◆◆チーム◆◆
チーム活動主体の選手コースとなります。県内外への遠征試合や合宿、公式の大会に参加します。将来の日本代表選手を目指して、ハードワークのできるクリエイティブでたくましい選手を育成していきます。
保護者の皆さまは、少年団のようにお茶当番や審判ボランティアなどはございません。練習や試合の会場へお子さんを送っていただければあとはスタッフにて全て対応致します。お迎えまでは、一度帰宅されても、試合観戦されても自由にお過ごしください。
<チームスタイル>
パスサッカーを基本とします。但し、パスを回すこと、ポゼッションすることが目的ではなく、あくまでゴールを奪うための手段として効果的にパスを回すことが目的です。また、時には個で打開したり、守備的に戦ってシンプルにカウンターを狙うなど、相手や状況に応じて柔軟な戦術を取っていきます。日本人の強みである俊敏性、連携、ハードワークを活かし、人とボールを効果的に動かすムービングフットボールを体現していきます。
<トレーニング>
ロッサメソッドと呼ばれるチーム哲学に基づき年間計画を立ててトレーニングを行っています。
まず、頭で理解する必要があります。「なぜそのような現象が起きるのか」「状況によってどのように動くべきなのか」「なぜそのプレーを選択すべきなのか」…。ピッチでのトレーニングではこれらを体系立てて学ぶことが難しいので座学でしっかり学びます。
次に、頭で理解していても体が動かなければ意味がありません。そのため、ピッチに出て、座学で学んだことを実践してみます。すると何となくやれるようになってきます。
しかし、じっくり考えてから動いているようでは試合で通用しません。目まぐるしく変わる状況の中で、瞬時に判断し実行しなければなりません。だから、週末の試合でチャレンジしてみます。
すると、何となく分かってできていたことができません。色々疑問も出てきます。そこで、サッカーノートを使って振り返ります。できたこと、できなかったことなどが整理されます。コーチに質問することで疑問が解決します。
このような循環を繰り返すことで頭と体の理解ができあがってきます。
ロッサドールFFCでは毎週テーマを設定して1~2週間かけてこのサイクルを行っていきます。年に何回か同じテーマが回ってくるので、何度か繰り返すうちに、考えなくても体が自然と動くようになってきます。
◎U-10(小学3・4年生)
個とグループの原則を学びチーム戦術の基礎を作ります。
自分が動くとまわりはどうなるのか、次に仲間はどうしたいか、相手をどう動かすか、周囲との関係性を
考えながらプレーしていけるように指導します。
個人技術においても、組織の中で有効な技術に焦点を当てて練習します。トラップで言えば、動きながら、受ける前に周囲の配置を把握し、なるべくボールは見ずに、相手と次のプレーを考えた位置に、時にはフェイクを入れて、といった要素を付加していきます。
また、サッカーを通して個性豊かな自立した人づくりも目標としています。チームで活動すれば、ケンカやもめ事、意見の食い違いは必ず起きます。そんな時、ついつい交通整理したくなりますが、そこはじっと我慢してまずは子供たち自身で解決することを促します。時間はかかりますが、そういうことの積み重ねが、自分で考え解決する力を育てるのだと思います。
(保護者の皆さまも心配でしょうが、なるべく口出しせず、見守ってあげるようお願い致します)
目先のことにとらわれず、個人能力とサッカー戦術の向上、人間性の成長を大切にし、サッカーの本質
を指導していきます。自分のプレーでチームに躍動感を与え、チームプレーで勝利を目指せる選手を育成します。
◎U-12(小学5・6年生)
チームの原則を学び、チームの中で意図的なプレーができるようにします。この場面は、ドリブルで運ぶべきか、パスで展開すべきかといったシーン別の判断、相手の能力や時間帯といった条件別の判断など、試合で起こる様々な状況に素早く対応できるよう指導していきます。
守備面においても、ゾーンプレスやラインコントロールといった基本的な組織戦術に取り組みます。このような守備戦術はもっと上の世代に行ってからで良いという意見も見られます。確かに例えばラインコントロールで言えば、この年代で完全な統制を取るのは難しく非常にリスクを伴う戦術となってしまいます。実際の試合でも、ラインを中途半端に上げてキーパーと1対1となり失点する場面が度々起こります。結果重視のチームならやらない方が良いかもしれません。しかし、吸収力の高いこの年代で学ぶことで、頭で考える前に当たり前のように体が動くようになります。日本が世界に出た時に簡単に守備網を突破されるのは、考えてから動いているからだと思います。考えてから体が動くまでの一瞬の隙を世界のトップ選手は見逃さないのです。
試合での経験を重視し各種大会にも積極的に参加します。試合、できれば真剣勝負の試合でこそ学ぶべきことがたくさんあります。厳しい状況だからこそたくさん考えなければ勝てないし、それがうまくいった時の成功体験は大きな力となっていきます。そういったことの積み重ねが大きな選手を育てていくのです。保護者の皆さまには送迎面などでご負担をおかけしてしまいますが、ご協力をお願い致します。
また、自我が強くなる年代なので、低学年以上にもめ事や軋轢は生まれます。しかし、これがチームを成長させるのです。逆にもめないということは自己主張がない、言われた通りやる受け身の集団とも言えます。
そんなチームが強くなるわけがありません。表面上仲が良く見えるだけで、厳しい状況にさらされたら何もできず空中分解します。 大いに意見を言い合い、良いものは認め、譲れないところは徹底的に理解してもらえるまで話し、時には妥協点を見つけ出す、といったことをすべきです。まずは相手がなぜそういう言動をするのか考えること、それに対してチームで解決していくことを促し、本当の解決ができるようにサポートしていきます。
(保護者の皆さまには、大人の価値観を押し付けず、本人が逃げずに自分で解決するよう、促していただけるようお願い致します)
試合を通して経験を積みながら、サッカーはもちろんのこと、人生でも戦える自立した人づくりを行っていきます。勝敗を通して人としていかに大きく成長するかも大切に指導していきます。
◎U-13.14.15(中学1・2・3年生)
ジュニア年代に学んだテクニックやサッカーの原則を11人制サッカーに適応させていきます。
グループ原則、チーム原則といったジュニア年代で取り組むテーマの復習をしつつ、11人制のシステム別特性やハイプレス、ローブロックといった状況別のプレー原則など、より複雑な内容にもチャレンジしていきます。ピッチが広くなり、人数も増えるので、見る範囲、考える要素が格段に増えますが、そんな中でも鳥の目で俯瞰的に見て、的確な状況判断ができる選手を目指して指導していきます。
多感な時期に入るのでメンタル面(モチベーションやコミュニケーション、セルフコントロール…)についても学んでいきます。また、中長期的な目標設定を行い将来からの逆算で行動できるように指導しています。年間を通して農業に取り組みチームで協力して成し遂げる楽しさややりがいを体感するチームビルディング活動も行っています。
フィジカルも大きく伸びる年代です。低学年はコーディネーション(コアトレーニング)から始まり徐々にパワー、スピードトレーニングに移行していきます。専門知識を持ったフィジカルトレーナーの元、将来のための土台となるフィジカルもしっかり築いていきます。
※参加要件
<スクール>
他チームで活動中の方も参加できます。
<チーム>
協会選手登録するため、他チームで活動中の方は参加できません。
練習会でのレベルチェック、本人および保護者との面談で可否判断します。
県内外での練習試合、公式大会、合宿があります。
<スケジュール>
★ジュニアユースチームは平日の練習と土日の試合は基本的にバス送迎を行っています。
★ジュニアチームもバス送迎が可能な場合があります。ご相談ください。
<料金表>
まずは無料体験してみてください。
合わなければ無理に続ける必要はありませんので、お気軽に参加してください。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から